リフォーム工事などで鉄骨の改造工事が増えてきております。そういう場面ではよくこの |
梁が、邪魔になるから切断して欲しい・・・という案件がよくあります。 |
ですが、いつもご提案するのは、「この梁を、なくしてしまうのは簡単ですが、それで |
いいんでしょうか?ということを言います。 もっと吟味して欲しいと思います。 |
ですが、なかなかそうは言っても、難しいものです。 別の方法でこの部材をうまく利用 |
出来ないものかと思ったりします。 確かに、改造工事やリフォーム工事などではやって |
みないと分からない・・・という場面があります。 最近のお家はなどは、結構ギリギリ |
の設計で、あとからの改造が出来ない場合もありますので、ご用心です。 |
やはり、柱を抜くという行為は止めたほうが良いと思います。 よく「この柱があるばか |
にもったいないなーー」ということは良くあります。(特に、車庫などではあります) |
ですが、極めて危険な事だと思います。 柱というのは、梁の荷重を一番支えてるヶ所 |
です。 特に、住宅メーカー様の鉄骨系の構造では、かなり絞られた部材のサイズになっ |
てます。 つまりそのお家の為の設計仕様になってますので、将来に向けた構造体には |
なっていません。もし、柱を抜く・・という状況であれば充分な補強工事が必要となり |
ます。 柱を抜くということは、骨が一本なくなるということです。 そうすれば当然に |
筋肉で補強しなくてはいけません、よく打合せをされて最善の方法を選びましょう。 |
鉄製の外部階段は常に雨と風にさらされています。 古くなった鉄製階段はよく見かけます |
中には、これはキケン・・という物もあります。 取り替えようと思い立ったはいいが、 |
新築当時と、周りの状況が変わっているのが殆どだと思います。 取替え工事には重機が |
必要になります。 (クレーンや搬入などの際のトラックなど)つまりそれを置くスペー |
スが必要になります。 街中だとそのようなスペースが取れないかもしれません。 |
その場合は、工法を変えての製作となります、当然、経費も余計にかかる場合もあります |
今の外部階段は、ほとんどが溶融亜鉛メッキ処理された階段が主流となってます。 |
当社も、そちらをオススメしております。 |
家屋との取り合いの場合がよくありますが、大体が木造の時が多いです。改造工事とは |
現場での作業が多くなります。 その場合などは一番心配は火事です(これはあくまで |
鉄工所の立場)現場での材料の切断や溶接が頻繁に行われますので、周囲に可燃物や |
火がつきそうなものがあれば、作業前日に別の位置に動かさなくてはいけません。 |
木造との部材の取り合いなどは、ボルトや金物を製作して木造に乗せ掛ける工法やビス |
による取り付けなど、状況によりいろんな方法があります。 事前の打ち合わせが必要 |
になります。 と同時に、作業スペースの確認や他業者さんとの事前の連絡や(大抵が |
他業者さんとの同時作業がありますので、綿密な打合せが必要です。 |
有限会社 池上鉄工一級建築事務所 |
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