
| 手摺、幕板、庇、門扉など・・・つまり鉄骨工事を除いたほとんど |
| と言ってもいいと思います。 |
| 素材の範疇も広く、スチール、ステンレス、アルミなど多岐に渡り |
| 加工道具も多種あります。 |
| それと、表には見えない下地工事もあり(テーブルの下地やら看板 |
| などの下地など)いろんなヶ所にてお目見えします。 |
| 特に、手摺などはいろんなバリエーションがあります。材料の組み |
| あわせなどで、随分とイメージが変わります。 |
| は日々変化しています、情報が錯綜します。 |
| なるべく、取り合いなどが多い金物工事なので、図面と現場では |
| 違うことになっていることが多いです。 |
| 製作する側には情報が伝わってないなどあります。 |
| 鉄骨とは違い、なかなか現場では修正がきかない場合があり |
| 工場に持って帰り作り直すこともよくあることです、もし現場での |
| 状況が変わりそうであれば、いち早く製作工場にご連絡ください |
| さすれば、スケールとレベルをもって現場に急行します。 |
| 例えば、門扉はそこを通るものはなにか・・・ |
| 車であれば最低でも、開口の有効寸法は3メートルは必要です |
| 2台通るのであれば6メートルは必要かと思います、これは車庫 |
| にも同じことが言えます、床面に段差があればなくしたほうが使い |
| 勝手が良いです。よくハンガードアタイプの開口がありますが・・ |
| これは、レール溝にゴミがたまり埃などがドアの開閉に支障があり |
| ます。手摺などはぐらつく心配があるので、支柱の足もとは、必ず |
| 4点留め(ビス、アンカー等)もしくは溶接したほうが良いです |
| なかなか単独の工事では成立しにくいものです、それは木造や |
| コンクリートとかです、特にブロック造はなかなか下地を確保しに |
| くいところです。 |
| しかし、仕上がった状態での下地確認は難しいものです、特に片持 |
| などの門扉などは開閉などの動きがあるので丁番などにかなりの |
| 負担がかかります、子どもさんがおられるところは特に要注意です |
| 大人が考えつかない行動をします、転落したり転んだりします |
| ご自分の生活パターンなどを考慮したうえで形状などを決定した |
| 方が宜しいかと思います |
| つまり、生活の中で役に立つということです、もし階段に手摺がな |
| く、階段だけだったらなんだかすごく上るのためらうような感じ |
| がします。 |
| 棚やテーブルなどがあればいろんなシチュエーションでくらしに |
| かかわることが出来ます、人とのかかわりで形状や寸法などが |
| 決まり、その人のライフスタイルや趣味などに大きく左右されます |
| 家族が増えれば、手摺などの形状も考えなくてはいけません |
| 子ども達や、お年寄りのライフスタイルを取り入れましょう |
| このようなジョイント部も“かなもの”の一部です、ボルト類を |
| 見せたくないようなデザインであれば、溶接によるジョイントや |
| あるいは、見えないところでのビス止めしたり、コーキングなどで |
| 納める方法があります。 |
| 部材の留め方一つで、そのデザインの良さや見せたい部分が良く |
| 見えます、しかしながら、どうしても見せたくない部分が見えて |
| しまうことがありますが、その時はどの方向から見せたいのか、 |
| その場所には、家具などは来るのか・・という感じで隠れる場所 |
| 見つけ出して納める方法などが良いでしょう。 |
| よく、既製品のモノに合わせて作る枠とか、受け材です。 |
| こういう仕事は、特に気を使います、枠のなかに納まる既製品の寸 |
| 法は、工業製品なので形は変えようがありません。 |
| 枠や、受け材(四角形のものが多い)は、対角線の寸法を何度も |
| チェックします、建築金物工事での下地は比較的材料が薄いものが |
| 多い為、溶接などで変形や歪みが生じやすいのです |
| 溶接の順番を間違えると、修正がきかなく場合もあります |
| 特にステンレスの場合は作りなおしというパターンが多いです。 |
| 観点が無視されたりする場合があります。 |
| 建築金物工事には、鉄骨構造みたいに数値による強度計算などは |
| 一般的にはありません(つまり、強度の基準がないということ) |
| その手摺を、実際に使う人が基準になるのです、だからある意味 |
| 難しいところもあります。 |
| 例えば、門扉などは大人の力で動かしたりした場合は軽くて良い |
| ですが、子どもやお年寄りの方が動かした場合は重いかもしれません |
| 人の判断が、そのかなもの工事の基準になります。 |
| 特に、板類を使ったモノに関してはつくり直しということになります |
| ステンレスの溶接は、アルゴンガスを使用しますので、空気よりの |
| 軽いので外部での使用が困難になります。 |
| 今は、一部のメーカーさんは100Vでの溶接機が発売されてますが・・ |
| 一般のご家庭での100Vを使用しますと簡単にブレーカーが落ちますの |
| で、やはり200Vの電源が必要となります。 |
| 材料の切断に関しても、高速カッターでの切断は焼けが出て焼け取り |
| の必要が出てきます。 |



