次は、軽量鉄骨構造ですが、軽量系は新聞広告などでもたまに、住宅の仕様とかで軽量鉄骨構造とかありますように、やはり住宅系に
   多く見られる構造形式です。 住宅だと日頃暮らす生活空間なので、人間のスムーズな動線計画が必要となりますので、柱の出っ張り
   とかなくすというのもあります。その他部材が軽いので、ユニット化できるという利点もあります。 構造自体が軽い部材での利点と
   して、基礎工事が安くなるということもあります。 重量系だと重いのでそれをささえる基礎もやはり大きくなります。
   材料の単価で考えると、実は軽量部材の方が高いです。 ですので、重量が減る分全体の金額が減るかというとそうではありません。
   部材が、薄いため補強材やら多数出てきてかえって製作工程が多くなりますので、その分金額に反映されるということもあります。
お問い合わせはコチラ
H O M E | 鉄骨工事建築金物階段工事改造工事薪ストーブステンレス庇プライベート地図
会社概要御見積項目サイトマップ生活+鉄骨 | 特定商取引表示鉄骨施工図集
トップページに ステンレス庇 改造工事 鉄骨階段工事 建築金物工事 鉄骨工事分野
よくこの質問はお受けします。(法的なこと税制面の部分は省きます)
  結論から言うと、ケースバイケースです。鋼材の価格は1キログラムいくら?・・・という感じです。
  重量鉄骨になれば、当然鋼材の重量が増えますので、全体の金額が上がります。 工事代金としてはキロいくら?という感じです
  一方軽量鉄骨構造(ハウスメーカー様など)は、合理的な構造とコストダウンの為に重量を極力落として建物全体の軽量化という
  事で軽量物が好まれます。 重量鉄骨構造のメリットはやはり大きな間口が確保できるということです。 では、大きな間口が必要
  とはどんな場合でしょうか? 例えば、車庫です。 車3〜4台を同じ向きに駐車したいとします。 そんな風にやりたいと思ったら
  やはり、車の入り口には柱がない方が良いですね。 あとは、倉庫、工場系の建物です。 走行クレーンとかリフトやトラックなどが
  頻繁に出入りするとなれば、やっぱり大きなスパンでスムーズな作業を確保できるようにしなければいけません、その場合はやっぱり
  重量系の鉄骨構造をもつ建物になると思います。
外部の構造物は、溶融亜鉛メッキが良いです。
  錆止め塗装の上にop塗装というは、室内なら良いのですが・・・
  やはり、4年くらいしたら浮き錆びが発生します。 
  メンテナンスフリーの溶融亜鉛メッキをおすすめします。

重量鉄骨になると、どうしても柱型、梁型が出てきます。平面のことだけを考えていると、思わぬところに柱型が出てきたり比較的木造
  設計に慣れている人にはよくあることです。 特に、階段周りに梁が出てくる場合が良くあります。階段の有効寸法が取れないとか
  階段を上っていくとなんだか・・・梁が頭に当たりそう・・とかなんて、経験があると思います。これは、平面計画の時に構造の検討が
  不十分からだと思います。 螺旋階段などは、最初の上り始めがポイントです段数を検討したり、人の流れの途中に踏板が出てきてちょう
  ど目線の高さに踏板が出てきたりします。 平面計画のときに鉄骨の本柱は考えていたが間柱のことは考えてなかった・・・・という
  パターンもあります。外壁材の仕様によってはどうしてもそこに間柱がないといけない場合があります、突然の間柱の出現に思わず内壁を
  ふかすという事になりますが、小さいスペースながらデットスペースになります、その上内壁の下地やらなにやらでコスト面でもアップし
  てしまいます。強引に下地を組んでみたはいいが、接合部のところにちょうど壁が来てしまったりすると下地のボードの納まりも悪くなり
  そうしたら、仕上げのクロスまで継ぎはぎになってしまいますので、ご注意です。
鉄骨は、本来見えない部分ですね。しかし、最近は積極的に鉄骨を
  見せるデザインが多くなってきてます。
  せっかく見せるデザインの構造ですので、モチロン基本はしっかり
  押えた上で、納まりなどを検討したほうが良いかと思います。
  構造上、やはりボルトなどが見えてきますが問題は見せ方。
  鋼材の種類は、多数あります、その組み合わせでイメージも変わる
  かもしれません。
  以外と、異種部材(木造、コンクリート)などとの相性もいいと
  と思います。

やはり、大きな鉄骨構造の建物には大きな鉄工所を選んだろうが無難かと思います。 大きな鉄工所に小さな工事をお願いしても、外注
  になります。大きな仕事とは例えば、アパート以上の物件なんかは、認定工場に製作をお願いした方が良いです。
  なぜ、大きな鉄工所かというと、基本的に設備が整っているからです。それと、注文する側にしてみれば、工場の技量というのはわかり
  せんので、簡単で比較的確実な判断材料ととしては、その工場が認定工場としてやっているかどうかだということです。機械設備やら
  人員などから認定基準がありますので、物件に見合った認定工場を選定すべきですが、比較的小さな物件でも、上位の認定工場を指定し
  ても、かなりの割高になります。設計図書の設計仕様書で「この前も上位の認定工場の指定をしたので、今回も規模は小さいけれど上位
  の認定工場でいいや」という事なりますが、やはり規模にあった指定の仕方が良いと思います。小さな鉄工所と大きな鉄工所の違いは、
  一般的には、設備の規模や人間の数が代表的ですが、大きな鉄骨の製作、建方などの感所がありますので、小さな鉄骨工事にも当然感所
  というのがありますので、コスト面や工事に入って時の対応などを考えて、規模や製作コスト、アフターなどを総合的に考えてその物件
  にあった鉄工所に発注するのがいいと思います。
鉄骨構造には、柱を固定するのにアンカーボルトにて固定します。アンカーボルトの位置を書いたアンカープランという図面を作成
  します。 この図面にもとずいてアンカーボルトを基礎の中にセットします。 ですがなかなか図面通りには行かないものです。
  コンクリートを流し込むときにアンカーボルトがずれてしまいます、アンカーフレーム(アンカーボルトを固定する架台のようなもの)
  を製作したりしますが、これもなかなか難しいもので、基礎の配筋などが邪魔をしたりしてスムーズな作業というわけにはいかない
  みたいです。 やはり一番間違いない方法としてはアンカーボルトを設置してコンクリート打設後にアンカーボルトの寸法を測ることで
  す。 アンカーボルトは図面通りにいかないという前提に立って、アンカーボルトの間隔をきちんと測ってベースプレート穴を明ける
  工程的に最後の方になってしまいますが、その方法がいいみたいです。 例えば、アンカーボルトのサイズがM20であれば、実際の
  ベースプレートの穴あけ加工は25¢くらいの穴をあけます、そこで座金を製作しといてナット締めというのが一般的みたいです。
  座金は、特に指定がなければ、PL9を使用してます。アンカーボルトの精度でその後の建て方の作業がスムーズに行きます
鉄骨工事は、トンのいくら・・・というのが一般常識になってます
  しかし、現場の状況や搬入経路などで金額は変動します。
  あるいは、どうしても現場で柱を溶接で接合しなければならない
  溶融亜鉛メッキなのでその分メッキ費というものが計上されます
  夜間でないと作業できない・・・そんな場合もあります。
  実は、一概にはトンのいくらということだけではありません。
  よく、坪のいくら?・・・ということを聞かれますが・・・
  これも、あまり当てにはなりません。建物の形状や、部材などで
  金額が大きく左右されるからです。(規格品は別ですけど)

建物には、必ず開口部があります。(サッシ、シャッター等)実は、鉄骨の製作工程に重要な項目です。
  つまり、主要構造部に関連があるからです。 外壁の鉄骨下地に胴縁という2次部材がありますが、その部材は、柱、梁から取り合う
  わけですが、外壁の割り付けや、開口部によって胴縁の割り付けを行います。 2次部材なので、軽視されやすいですが、実は工程を
  組む段階ですごく大事な事です。 場合によっては加工がストップしてしまう事があります。
  その他に、空調がらみの開口部や、設備がらみの開口部・・・・はたまたその工事特有の開口部が存在します。 開口部と一口に言って
  大小さまざまですが、大きな開口部例えば、タテ1mヨコ2mなんかは、比較的大きな開口部になると思います。こんな場合は開口補強
  という考え方で、胴縁と同じサイズではなくて、□100*100*2.3くらいの(角パイプ)で製作しております。(この辺は設計仕様書)
  を参照すれば良いと思いますが、さて、その開口部には既製品の工業製品やなんかが取り付きますので、もちろん水平、垂直方向の精度
  が必要になります。 窓や玄関の形状は設計段階でもやはり悩むところではないかと思いますので、現場に入ってもなかなか答えを出す
  のが難しいところかも知れませんが、以外と構造体も影響がでてくるところですので、ご注意です。
部材の種類が多いと、大変に手間がかかります。構造計算をした上で部材の選定をしているわけですが、材料のサイズを絞ってトン単価
  を下げるという手法がありますが、実は、材料の種類が多くなったというだけであまり効果はありません。(金額の目安にしかなりま
  せん)つくり手側から言うと、手間がかかるし(種類が多いと、それだけ付随する部品も多くなり、良い設計とは言えません)、場合に
  よっては、通常ならば前工程の部分でも後工程にまわったりして後手後手になったりします。 納まり上問題がなければ部材を統一して
  製作をやりやすくした方が、金額的も交渉の余地があるかと思います。 ですので、あまりトン単価にとらわれることなく部材の選定を
  おこなった方が良い場合もあります。 それと、部材を絞るということはその分補強材が発生しますので、納まりなどにも影響が出て
  きて、思わぬ場所に鉄骨部材が出てくる可能性があります。 もし、後から改造したり増築したりする場合は、材料を絞りに絞っている
  ので、強度的に厳しい場合もあります。 特に、外部に関しては構造計算上は、大丈夫なようでも、錆びによる腐食ということが考えら
  す。 ですので、あまり計算上の数字にとらわれることのないように、また共通部材で構成してコストダウンをはかりましょう。
やっぱり、デザインが優先かと思います。ですが、あまりデザインにこだわり過ぎて肝心の骨組みを見過ごすと随分と無理している窮屈
  そうな建物になります。 鉄骨構造の場合は、ボルトや溶接など鉄の表面から出てくる思いがけない部品があります。
  街角で、よく見るあまりにもデザイン重視で施工している物件を見かけます。 しかしながらデザインが実に窮屈に見えます。
  やはり、まとまりがない意匠では、街並みが窮屈に見えます。 鉄骨造では、鉄板のプレートやボルトなど全体からみれば細かい部分
  ですが、その部分がメインの見える部分であれば残念なことになりかねません注意する個所は、外部に突き出た鋼材や、サッシ廻り、
  防水部分、天井の軽天下地の位置関係、外部に抜く空調の排出口、特に補強材などを考えられている場合は配管周りには禁物です
  しかしながら、やはりかっこいいデザインにやりたい場合は、まず、なにが一番優先かを考えたほうが得策かと思います
  デザイン優先、構造優先、設備関係優先、法律優先いろんな場合があると思いますが、トータル的にうまく納まればベストですが、
  なかなか現場では、それぞれの言い分があり難しいです。 見た目が窮屈にならない鉄骨デザインを考えましょう。