築20年のアパートの外部階段の補修工事です。 |
階段ササラが、かなり腐食が進んでいますが、階段自体を |
取り替えるにはまだまだがんばってもらわないといけません |
今回は、階段部材の必要最小限を取り替えることにしました |
現況データ |
階段ささら:軽ミゾ型鋼[-200*50*3.2 |
階段踏板:縞鋼板厚み3.2ミリ |
仕上げ:OP仕上げ |
工法:既存のささらを残し、その上から新たにPLを曲げ加 |
工をしてかぶせるカバー工法としました。 |
部材は全て溶融亜鉛メッキとし、溶接し補修。 |
現況は階段ささら |
がかなり腐食が、 |
進んでいます。 |
まずはこの状況 |
から脱皮すること |
が先決です。 |
まずは解体作業 |
高圧ガスを使い |
既存の踏板をはず |
します。 |
錆びがひどいため |
なかなか切れませ |
ん。 |
既存階段ささらに新たにPLを曲加工したものを取り付けます。 |
状況としては、上記の参考図面の要領です。 |
なぜ、既存のささらより5ミリずつクリアをとるかというと、ササラの一部が錆 |
びにより寸法より膨らんでいるからです。 |
施工しやすさもありますが、やはりある程度余裕をもって製作しないと現場では |
まったく予期しない出来事が起きるからです。 |
実は、この階段の近くにはプロパンボンベがあり、あまり溶接や高圧ガスを使用 |
すると爆発の危険性があります。 |
踏板は、縞鋼板の厚み |
4.5ミリです。 |
仕上は、溶融亜鉛メッキ |
段鼻には、滑り止めのテ |
−プを張りました。 |
メッキの初期の段階では |
大変滑りやすくなってま |
す。 |
拡大表示できます。 |
こちらも同じくメッキ |
仕上げとしました。 |
手摺の足元も同じく補修 |
現況は□60*60*2.3。 |
それを囲うようにPLを |
加工して水ががりの所 |
を補修。 |
を受ける為に□100*100 |
2.3にて補強しました。 |
この階段は、2階までの |
階高が、高いため途中 |
で、踊場があります。 |
階段自体を連続した構造 |
にする為受材を設置しま |
した。 |
有限会社 池上鉄工一級建築事務所 |
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